★シネマクラブ「え~がね」第30回鑑賞会開催しました★
4/6(火) TOHOシネマ川崎にて
アカデミー賞ノミネート作品
「ノマドランド」を鑑賞しました。
緊急事態宣言解除後すぐ決定し、
平日開催だった事もあり、出席者は
5名。
今回の作品は、家を失った60代の女性が、キャンピングカーに
人生を詰め込み、淡々と流れていく大自然の中、
車上生活を送るというストーリー。
女優のマクド―マンもドキュメンタリーを見ているかのような
自然体で好演。観ている側にも、色んな思いや感想があり、
なかなか一言での感想が難しいという作品でした。
共通した意見として、アメリカと日本の文化や制度の違いが大きい、と。
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♡原作書タイトルは
「Nomadland: Surviving America in the Twenty-First Century」
翻訳書タイトルは
「漂流する高齢労働者たち」
アメリカでは、60歳以上では17%だけが年金で暮らせ、
残り83%は働き続けなくてはならないという。部屋代が高く
給料も安く、年金も月6万ぐらいの人が多いので、やっていけない。
そこで!キャンピングカーを買って季節労働者として漂泊の
旅人(ノマド)となるのである。部屋代を払わなくて良いし車も
目立たないところに止めるので駐車場代もいらない。
ただ、これは白人の特権で、黒人なら警察に連れて行かれて
しまうとのことだ。~等々
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日本では、コロナ禍の影響でキャンピングカーがかなり売れているとか、
このノマドとはえらい違いを感じざるを得ませんでした。
文章にしないで、単語を羅列してみました。
それで皆さんに想像を馳せて頂ければ。
「自由」「覚悟」「喪失」「孤独」「孤高」「雄大」「大自然」
「想い出」「(過去に)固執」「誇り」「強さ」
ぜひ、ご覧になってこの羅列した言葉から自分なりの感想を重ね
合わせてみてください。
十人十色の感想がある。と強く思った作品でした。
https://m.youtube.com/watch?v=89a0cFJypww
その後の懇親会は、同ビルの和食レストランへ。
地味だけど、味が良くてなかなかのお店。この和食のお店は3回目でした。
時間も中途半端だったためか、貸し切りでした!
次回は…と言いたいけれど、全くの未定になってしまいました。
東京もマンボーが発令されてしまったし・・・
こんな映画観てみたいとか、ご希望・ご意見がありましたら高林まで。
→ kyokot0102@icloud.com(メルアド変更しました)
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